馬籠宿
中山道六十九次。
江戸より43番目の宿場。
明治28年と大正4年の大火により江戸時代の建物は、ほとんどが焼失。
現在の建物は、その後復元されたもの。
南には、中央アルプス(木曽山脈)の高峰恵那山。
西には、濃尾平野の眺望。
梵天山の狐火、大株山の小鳥のさえずりなど、
藤村の父をモデルとした「夜明け前」の舞台となった旧街道の趣が今でも残る。
藤村の生家・島崎家は、関東の三浦一族に始まり、
戦国時代には木曽氏に仕え、西からの勢力の守りにつとめ、
江戸時代には、本陣、問屋、庄屋を兼ねた旧家だった。
馬籠脇本陣資料館は休みだった…(+_+)
本陣とは、近世宿駅に設けられた、
諸大名の参勤交代、幕府役人、公家衆の通行に備えた宿屋。
その宿の草分け的な名家が選ばれた。
島崎藤村記念館
明治、大正、昭和の三代にわたって活躍した島崎藤村の出身地、
木曽谷最南端の馬籠宿にある文学館。
開館時間:4月~9月:9:00~17:00、10月~3月:9:00~16:00
入館料:大人1人500円
休館日:毎週水曜日
*室内は撮影禁止。
生家は、明治28年の大火で焼失。
「この地に地元出身の文豪を記念するものをつくろう。」
と考えた地元住民により、昭和22年に建てられた。
昭和25年、長野県内の児童、生徒、教員の寄付金を受け、
展示施設「藤村記念文庫」が完成。
藤村の長男・楠雄氏より、5000点を超える資料の寄贈を受け、
昭和27年より文学館として活動を開始。
昭和30年には「島崎藤村宅跡」として、県の史跡指定を受けた。
中庭では、本陣の礎石、土蔵の跡に当時を偲ぶことができる。
現在は、藤村記念堂、藤村の祖父母の隠居所、故郷の部屋(DVDコーナー)記念文庫(研究室)、第二文庫(企画展示室)、第三文庫(常設展示室)の建物からなり、「嵐」「夜明け前」などの作品現行、遺愛品、周辺資料、明治大正詩書稀覯本コレクションなど、約6000点を所蔵している。
終焉の地、神奈川県大磯町の書斎を復元している。
一巡すると、藤村の生涯をたどることができる。
島崎藤村は、明治5年(1872)3月25日、
筑摩県馬籠村(後の長野県西筑摩郡神坂村、現岐阜県中津川市馬籠)に生まれる。
明治14年、9歳で学問のため上京。
同郷の吉村家に寄宿しながら、日本橋の泰明小学校に通る。
明治学院普通科卒業。
明治30年に、第一詩集「若菜集」を刊行。
詩人として出発した藤村は、徐々に散文に移行。
明治39年に「破戒」を自費出版し、小説家に転身。
続けて、透谷らとの交遊を題材にした「春」、
二大旧家の没落を描いた「家」などを出版。
昭和4年より10年まで「中央公論」に、
父をモデルとして明治維新前後を描いた長編小説「夜明け前」を連載。
昭和18年、「東方の門」執筆中、大磯の自宅で倒れ、
8月22日71歳で逝去。
大磯町地福寺に埋葬される。
馬籠の菩提寺永昌寺には遺髪・遺爪が分葬されている。
小高い丘から見た馬籠宿。
さらに数分程度、登った所にある展望台。
空気は冷たかったけど、気分は良かったよ(*^^)v
*島崎藤村資料館については、公式ホームページを参考にしています。
http://toson.jp/
こちらは以前行ったことがあります。
過去の写真を漁ったら、15年前の昨日、馬籠に行ってました(^-^)
同じ場所でも撮る人で変わるなぁと、改めて思いました。
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KYOさん、こんにちは(^^♪
15年前の昨日でしたら、季節が半年違いますね(^-^;
きっと、KYOさんの写真だったら綺麗に撮れてるでしょうね~(≧▽≦)
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こんにちは(^^)
藤村記念館は規模が大きいですね! こう言う場所で故人の人生を垣間見るの好きです(^▽^)/
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saganhamaさん、こんにちは(^^♪
広さはもちろん、展示物もたくさんあって、私はさらっと見たんですが(^-^;、興味のある方だと見どころ満載で時間がかかると思います(^.^)
私もこういった資料館は好きです(*^^)v
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Beautiful article on Magomi Shimazaki museum well shared well beautiful photos.Thank you.👍🙂
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Hi Priti(^^♪
Thank you for complimenting my pictures.
I got some nice photos, because of crisp air(*^^)v
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🥰🥰
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高いところが好きなのですが(バカの象徴?)、やはり展望台は気持ちが良いですね。
海なし県の、山の空気が感じられます。
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CoccoCanさん、こんにちは(^^♪
高いとこは私も好きです(*^^)v
バンジーみたいなのはダメだけど…(^-^;
見晴らしがいい展望台は、気持ちが良かったです(^.^)
はい、清々しい空気を感じました(^^)/
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馬籠宿は綺麗なところですね。
島崎藤村さんは「まだあげ初めし前髪の…..」の詩人イメージしかなかったのですが、小説の大作もお書きになっていたんですね。勉強になります。
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yukitabitonさん、こんにちは(^^♪
馬籠宿、人が少なかったこともあって、静かでとても雰囲気がいいとこでした(^^)/
私も同じです…。
小説まで書いてたとは知らなかったです…(^-^;
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馬籠宿は行った事がないですが再建でも江戸時代の面影がたっぷり残っている様ですね。
文豪・島崎藤村の出身地でしたか。美しい中央アルプスの風景!良いですね(*^_^*)
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wakasahs15thさん、こんにちは(^^♪
再建された場所ですが、江戸時代の面影がたっぷり残ってました~(^^)/
島崎藤村の出身地ですが、彼は小学校から東京(しかも銀座の泰明小学校!)なので、生まれ育ったとはまた違いますよね…。私はずっと馬籠にいたと思っていたので、驚きました(^-^;
中央アルプスの風景、とっても美しく綺麗でした(*^^)v
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馬籠宿、私も20歳の時だったかな、若かりし頃行きました~(^^)/風情がありますよねー。藤村記念館も行ったんだろうなあ。ぜんぜん記憶にないので、こちらで勉強させていただきました!(^^)!
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slecfarmさん、こんにちは(^^♪
風情ありますよね~。
実際に見た景色より、写真の方が風情があるように感じました(笑)
ありがとうございます!!
実は、私も20年前に一度行ったことあるのですが、全く記憶がなくて(^-^;、今回再チャレンジで学び直しでした(*^^)v
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