宝塚歌劇団宙組公演
「シャーロックホームズ-The Game Is Afoot!-」
「Délicieux!-甘美なる巴里-」
107期生の初舞台公演でもあるこの作品。
(初舞台生…新入団の生徒(劇団員)のこと。)
今回は、宝塚歌劇と阪急阪神ホテルズの宝塚歌劇観劇プランで取ってみた。
→「レムプラス神戸三宮2021.7」
レムプラス神戸三宮をお昼頃にチェックアウトして宝塚大劇場へ。
13時30分ごろ到着。
1回目の公演中(11時~14時)なので、誰もいない。
キャトルレーブ(CDや本、グッズショップ)でパンフなどを購入した後、
劇場内レストラン、ラ・ロンドで、14時すぎにランチ。
ハンバーグステーキ・シャンピニオンソース。コーヒー付1400円。
劇場内レストランは、比較的安価。
開いててよかった劇場内のレストラン。
でも、シャンピニオンソースもオニオンスープ(右)も塩辛すぎ!(゚д゚)!
夏だから??(^-^;
公演は15時30分から。開場は15時。
ミュージカル「シャーロックホームズ-The Game is Afoot」
作・演出は、生田大和。
19世紀末、英国人小説家コナン・ドイルが生み出した名探偵、シャーロック・ホームズと、その宿敵、モリアーティ教授。そして、ただ一人、シャーロックの心を動かした、アイリーン・アドラー。
ロンドンを舞台に、数多の難事件を解決してきた名探偵が挑む…、というお話。
全体的なストーリーとしては面白かった。
舞台装置や転換なども斬新で、なかなか良かったと思う。
シャーロックホームズ:真風涼帆
2018年「天は赤い河のほとり」でトップ就任した彼女。
→「宙組大劇場公演~天は赤い河のほとり」
当時は、トップの真風よりも、トップ娘役、星風まどかが目立ち、
長身ではあるが、どこかインパクトが弱く、大丈夫?と思った。
しかし、2020年に「アナスタシア」を観て驚いた。
彼女は立派なトップスターになっていた(^^♪
→「宙組大劇場公演~アナスタシア」
今回の彼女もなかなか良かった。
詳しくは書けないが、「暇だ~。暇だ~。」と言っている所は、
織田裕二主演ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿」のようで笑えた。
真風のソロも、いい歌が多く、それなりに唄えていたと思う♬
(誰目線…(^-^;)
観劇に行く直前、宙組の次回作が「Never Say Good-bye」と発表された。
「Never Say Good-bye」は、
2007年に上演された、宙組トップコンビ、和央ようかと花總まりの退団公演作品。
(作曲家フランク・ワイルドボーンは、10年後に和央ようかと結婚した。)
真風涼帆は、2007年、この作品で初舞台を踏んだ。
ということは、もしかしてこの作品で退団?と思っていたら、
発表されたのは、まさかの愛ちゃん(星組、愛月ひかる)
星組公演「ロミオとジュリエット」の死で絶賛を受けたのに、退団とは!!
→「星組大劇場公演「ロミオとジュリエット」」
本来トップスターでなければ行われないサヨナラショーもやるということなので、
別格2番手扱いだったのだろうが、残念だなあ。。。
*プチヅカ情報(笑)
トップスターの退団発表は、基本的に、退団1作前の宝塚大劇場千秋楽後の火曜日。
この宙組公演の大劇場千秋楽が8月2日だったので、
もし真風が次回作で退団であれば、8月3日に発表される。
しかしその発表はなく、次回作「Never Say Goodbye」での退団はなくなった。
まあ、和央の退団公演だし、さすがにその作品で退団はないか…(^-^;
アイリーン・アドラー・潤花
この作品がトップお披露目となる彼女は、2016年入団の102期生。
星組トップ娘役・舞風瞳と同期。
前トップ娘役(現花組トップ娘役)星風まどかより若いはずなのに、
まどかより大人に見えてよかった。
高音が少し苦手なのかも?だが、なかなか歌える方だと思う。
まどかだと子供すぎて(顔も体形も…(^-^;)少女の役しかできなかったけど、
潤花だったら真風と大人の作品もできそうだ。
次回作の「Never Say Good-bye」は、花總の役。
結構難しいソロもあるけど、頑張って欲しいと思う。
モリアーティ教授:芹香斗亜
父は元プロ野球選手(阪急)山沖之彦、母は元タカラジェンヌ、白川亜樹。
2007年入団した彼女。
両親の経歴からコ〇ジェンヌなんて揶揄され、
そのせいか分からないが、2番手になってはや6年。
同期の彩風咲奈が雪組トップに就任してるのはいいとして、
星組や花組にいた時の下級生にも抜かされ、気の毒のポジションではある。
いまいちインパクトは弱いが、そこまで悪いとは思わない。
ただ、トップになって集客が見込めるかと聞かれたら難しいかも?だが…(^-^;
今回の彼女は、役柄のせいか声も全く違い驚いた。
真風が退団フラグだから、トップが見えているのかな??
次回作の「Never Say Good-bye」は、元宙組トップ、大和悠河の役。
陽な感じ満載だった大和の役を、陰の感じの芹香が演じられるのだろうか??
ワトソン:桜木みなと
若手の時から押されている感じはあったが、イマイチ伸び悩んでる感。
長身の宙組の中にあって、少しずんぐりむ○〇〇感があり、
いまいちすっきりした感じはしない。
(どんな説明…(^-^;)
突出した輝きやアピールポイントもなく、そつなく…といった感じ。
でも、宙組って、他に人がいないんだよな~。
次回作「Never Say Good-bye」では、遼河はるひが演じたアギラール役。
身長が違いすぎだよ!!
って違うか…(^-^;
幕間中
後半は、レビュー「Délicieux!-甘美なる巴里-」
演出は、野口幸作。
真夜中のパリの街で道に迷い、お腹をすかせた少女ラ・フルールが古びたパティスリ-に足を踏み入れると、甘い香りと共に、パティシエ、ル・ヴォンが登場。
ラ・フルールはル・ヴォンに誘われ、究極のスイーツを求めてベルエポックからレゼネフォルを始めとした古き良き時代のパリの魅力の音楽と共に巡る…。
という解説だったのに、ストーリー仕立てだったのは最初だけ。
あとは詰め込みすぎで、せわしなく、ガチャガチャした感じだった。
歌もな~。
オリジナルの歌は少なく、シャンソン歌っとけ~みたいな…(^-^;
いや、シャンソンが悪いわけじゃなく、アレンジが…(+_+)
なんかワチャワチャしてたんだよな…。
衣装などは豪華で、お金がかかってる感じはしたけど、
コンセプトやストーリーはどこいっちゃったの?って感じだった。
ただ、初舞台生(新入団生)のラインダンスは見事だった。
でも、登場する時にどうして「107期生です!」って言わなかったんだろう??
いつも何期生か紹介してるのに。。。
言わなくてもみんな分かるだろうけど、紹介してあげた方が良かったなとは思った。
今回の席は、1階21列30番台。
S席指定しかできず、2階席も覚悟したが、中々よかった。
センターブロックよりで、全体も見渡せる。
しかし…、
この席でもう一度「桜嵐記」を観たかったなぁと思ったのだった…(^-^;
→「宝塚歌劇団月組「桜嵐記」」(SS席1階6列で観劇)
→「宝塚歌劇団月組「桜嵐記」前楽&サヨナラショー」(S席1階11列)
おまけ(^^♪
公式ホームページでの舞台写真&映像です(^^)/
https://www.tca-pictures.net/stage/2021/sherlockholmes/
公式youtubeチャンネルの初日舞台映像ダイジェストです(^^♪
退団発表もきちんと時期が定められているのですね。
色んなルールの元、これだけ長い間人気が続いているということですか。すごいですね!!
宝塚始め、俳優さんたちは、みんなそれぞれ味があって、スタイルも抜群な人が多いのに、組み合わせによって、長所が短所になることも。
某長身スレンダー女優さんが、小柄なかわいい系女優と共演していたとき、小柄女優さんの「可愛い❤」が買ってしまい、いつもなら「かっこキレイ」なのに、完全に「引き立て役」だったことがあったのが印象的でした。
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CoccoCanさん、こんにちは(^^♪
でもこういった退団発表の時期とかも公式に発表されてるものではないんですよ。
いつもこの時期に出るということでの暗黙のルールというか…。
宝塚は公式に発表してないけど、暗黙のルールというのが多いんですよ…(^-^;
ただ、発表(演目、役柄含め)は、大体火曜日が多いんです(^^)/
引き立て役…、それはありますね。
宝塚の場合、基本的に長身でスタイルがいい人が目立つのですが、大きい人でも下手だったりすると悪目立ちしますし、
小さくても芝居や歌、ダンスがうまいと、その人のほうが良く見えますね。
真ん中に立つ人は、体形というより、スター性かな?と思います(*^^)v
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「スター性」生まれ持ったオーラはありますよね。体格・容姿に関係なく!!
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シャーロックホームズはTVで観ててハラハラドキドキの連続で、とても楽しいです。
なので宝塚では、どう表現するのか興味津々です。もしBSで放映されれば嬉しいです。
23日放映の「はいからさんが通る」は確り録画が出来ているので早く観たいです。
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wakasahs15thさん、こんにちは(^^♪
もちろん!!BSで放送決定したらご連絡します(^_-)-☆
「はいからさんが通る」撮れてましたか!!よかったです。
私は、結局その日、深夜から見始めて、見終わったら明け方になってました(^-^;
DVDとはアングルは違うけど、なかなか良かったと思います(^^)/
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もし決定したら宜しくお願いします。
「はいからさんが通る」良かったんですね。それは楽しみです。
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もちろんです(*^^)v
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🤤
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ホームズファンとしては、見てみたい演目ですね。はいからさん録画済みなので、週末、観るのが楽しみです(^-^)
退団に絡むスケジュールがキチンと確立されているというのは凄いことですね。長い歴史のある劇団らしいお話だなーと思いました。
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KYOさん、こんにちは(^^♪
「ホームズ」も放送が決定したらご連絡しますよ~。
「はいからさん」は、結局深夜から見始め、見終わったら明け方になってました…(^-^;
DVDとはアングルが違いましたが、良かったですよ(*^^)v
退団に関するスケジュールも公式発表じゃないんですよ。
いつもこうなので、こうだろうとみんなが思ってる暗黙のルールです。
たま~に、違う時もありますが、大体そうです(^^)/
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こんばんは(^^)
宝塚で生きていくって大変なんですね!!!他の芸能界も生き残るのが大変なのは同様だと思いますが。管理栄養士さんの記事で宝塚の何故が少しは分かったような気がしてきました。はいからさんが通るは録画できたので明日にでも見ようかと思ってます。
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saganhamaさん、こんにちは(^^♪
宝塚も厳しい世界ですが、ファンが優しいので(笑)他の商業演劇や芸能界よりは幸せなのかな?と勝手に思ってます(笑)まあ、盲目的なファンもいますけどね…(^-^;
あと宝塚の場合、ジェンヌさんは阪急の社員なので舞台公演がなくても、練習中でも給料は出ますからね。
まあ、お金目当ての人は宝塚にはいないようですが…(^-^;
「はいからさん」録画できてましたか!よかったです。
私は結局深夜から見ちゃいました(^.^)
なかなか良かったですよ(*^^)v
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こんばんは
退団の発表時期が決まっているのですね
どの世界も厳しいですよね
トップになればそれはそれで大変でしょうが
やはりトップ?
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makoさん、こんにちは(^^♪
公式に発表されているものでなく、暗黙のルールって感じですけどね(^-^;
宝塚はこういうのが多いんです(^.^)
やっぱりトップは格別だと思いますよ。
トップが一番良く見えるように、演目を決めますから(^^)/
ただ、トップが不人気だとお客さんが入らなかったりしますから、シビアですよね(-“-)
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