カイロ～エジプト考古学博物館

エジプト考古学博物館
（The Egyptian Museum in cairo）
エジプトの首都カイロにある国立の考古学博物館。

ツタンカーメンの黄金のマスク、黄金の玉座、ラムセス2世のミイラなど、
古代エジプトの至宝が約20万点ほど展示されている。

1836年、フランス人考古学者オーギュスト・アンリエットがカイロ近郊に設立。
ギザを経て、1902年にカイロに移転された。

小学生の頃、地元の美術館で、ツタンカーメンの黄金のマスクを見たことがある。
詳しく覚えてはいないが、とても入場料が高かったような気がする(^^ゞ

その話を旦那にすると、
「嘘でしょ？それはレプリカじゃない？」と信じなかったが、
母親に確認すると、「本物だったと思うよ。」と言っていた。

そんな思い出？のあるツタンカーメンの黄金マスクだが、
なんと、その黄金マスクの前で同じことを話してる日本人カップルを発見！！

男性「俺、子供の頃、これ見たよ、日本で」
女性「嘘でしょ？レプリカじゃない？？」
男性「いや、絶対本物だった！！」

その話を聞き、私と旦那は顔を見合わせて笑ってしまった…。
「ほら～、事実だったでしょ？」と私が言うと、
「そうなのかもね。」って(-_-;)

黄金のマスクをはじめ、博物館内はすべて撮影禁止(+_+)
王家の谷の石室の中も禁止だったし、ホント厳しいなあ。
後でパンフ買えってことだな( 一一)

帰国後、調べてみたら、
ツタンカーメンの黄金のマスクが日本に来たのは、1965年と2012年。

え？なんで？？違うの？？
でも絶対見た。レプリカじゃない！！
そう思って調べていくと、ありました～＼(^o^)／

私が見たのは、
1984年10月から1985年10月までの間、国内10会場で開催された、
「黄金のファラオ展：古代エジプトの神秘／カイロ博物館秘蔵」
だったことが分かった！！

この「黄金のファラオ展」で公開された黄金のマスクは、
ツタンカーメン（第18王朝）より後の第21王朝のプスセンネス１世の物で、
この展示が海外初出展だったという。

ツタンカーメンの黄金のマスクではないが、
本物のファラオの黄金のマスクだった、ということがわかった。

これがプスセンネス１世の黄金のマスク。
帰国後、ブックオフで105円（当時）で購入(*^^)v

↑2000年8月～2001年4月まで、全国4か所で行われた、
「古代エジプト文明展」で販売されていたパンフ。
この時も「プスセンネスⅠ世の黄金のマスク」が展示された。

ツタンカーメンじゃなかった…”(-“”-)”
知らない方が良かったなあ…(-_-;)
いや、でも本物の黄金のマスクだったわけだし、貴重は貴重だよね(^_-)-☆
（↑誰に言ってる？？）

老朽化が進み手狭だった、エジプト考古学博物館は、
ギザに、大エジプト博物館として、2020年にオープン予定だったが、
新型コロナウィルス感染拡大を受けて、2021年に延期された。

こんなところまでコロナウィルスの影響が…。
本当に早く終息することを切に願う。

＊この記事は、2008年12月のエジプト旅行についてです。
＊詳しくはこちら↓
「エジプト旅行～全行程＆泊ったホテル(*^^)v」