安曇野ワイナリー2022.6

安曇野ワイナリー
長野県安曇野市三郷小倉にあるワイナリー。

安曇野穂高ビューホテルに宿泊していたので、
大王わさび農場へ行った後、このワイナリーによってみた。

安曇野ワイナリーの敷地には、
南仏調のセンターハウスを中心にブドウ畑が広がっている。

シャルドネ

メルロー

カベルネソーヴィニヨン

ブドウはまだまだこれからだな…。

センターハウスの隣にある建物に入ってみる。
ワインセラーは、この部屋の奥にある。

上の写真中央にある樽の上に展示してある「ワインの酒石

酒石とは、
ワイン中の酒石酸にカリウム又はカルシウム等が結合した塩の一種のこと。

発酵が進み、アルコール濃度が上昇し、なおかつワインの温度が下がると、
結晶化してタンクの底に沈殿するという。

白ワインの結晶は、無色でその美しい輝きから、
「ワインのダイアモンド」と言われるとか。

赤ワインの結晶は、沈殿する際、色素やポリフェノール化合物を吸着するため、
赤ワインを想像させる色になるという。

さて、半地下にあるワインセラーへ。
厳密に温度管理されたセラー内には、オーク樽がぎっしり並んでいる。

降りてみた。

樽はほんの少しだけ空気を通すため、
極めてゆっくりとワインを熟成させることができるだとか。

一通り見学して、センターハウス内へ。

そして、試飲カウンターへ🥂
本日の無料試飲はこの5種類。

左から、
シャルドネ2020(2640円)
ナイアガラ2021(甘口)(1540円)
コンコード2019(甘口)(1540円)
マスカットベリーA森村ヴィンヤード2020(1980円)
山葡萄2019(辛口)(2860円)
メルロー樽熟成2017(3872円)

カウンターへ行き、試飲をしたいと申し出ると、
「何を飲まれます?全種類でも大丈夫ですよ。」
「全種類で!!」

ということで、全種類お試し🥂🍷

まずは「シャルドネ」から。
美味しいけど、軽いな…。
「飲みやすいですね~。」とコメント(笑)

次に「ナイアガラ」を。
「あ、昨日の夜、ナイアガラスパークを飲んだんですけど、同じ味ですね。」
「はい、同じナイアガラというブドウを使ってますからね。」

「少し特徴的な味ですよね?」
「そうですね。食事に合わせるとなると、どうかな?って感じですよね~。」

やっぱり!!
私が昨晩感じたことは正しかったんだ~!!
(って、そんな大したことないけど…(^-^;)

続いて「コンコード2019(甘口)」を。
かなりフルーティ。
甘口だけど、当然ながらアイスワインほど甘くはない。
多分これは、赤ワインを飲み慣れてない人向けかな。

さらに「マスカットベリーA森村ヴィンヤード2020
コンコード2019と比較すると少し重さはあるが、う~ん、軽いな。

「わりと軽めですよね?」
「あ、もしかして、結構飲まれる感じですか?」
「あ、いや、それほどでも…。重めなものが好きなので(^-^;」
「なるほど~。だと、これは軽いですね(笑)」

「こっちのがまだいいと思います。」と注がれたのは、
山葡萄2019(辛口)
軽いのは軽いのだが、今までのワインよりは良かった。

「このワインは他のワインと違って少しクセがあるんですよ。」
確かに。素直な味の日本ワインとは少し違っていた。

「このワインを料理に合わせるとしたら、ガパオですね!」

え?なんでピンポイントでガパオ??
しかも、突然のタイ料理?!
もしかして、私がタイ料理好きなこと知ってる??
いや、そんなはずは…。

満足そうに説明する店員さんに、
「そうですね…。」としか、言えなかった(^-^;

きっと彼は、少しクセがあるため、
ガパオのような刺激的な料理が合うと言いたかったのだろう。

最後に飲んだのは「メルロー樽熟成2017
今まで飲んだワインの中では一番良かった。
といっても、昨晩飲んだカベルネソーヴィニヨンの方が良かったかも(^.^)

ということで、全種類試飲完了(*^^)v
でも、全種類といっても1種類10㏄程度…。
まぁ、無料なので仕方ないか(~_~)

ワインの試飲が終わると、こちらもどうぞと言われる。
「大樹のりんごジュース」と「安曇野のむヨーグルト」

なんと、安曇野ワイナリーはヨーグルトも作っていた!!
安曇野産の生乳を使用した飲むヨーグルトは、濃厚で本当に美味しかった(*^^)v

買って帰ろうか迷ったが、この日に帰るわけではないので今回はやめた。

リンゴジュースは普通に美味しかった。
(リンゴジュースは安曇野ワイナリーのものではない。)

ということで、、、
今回購入したワインはこの2本。
(ホテルの部屋で撮影したのだが、壁紙とワインがマッチしてる!)

左:シャルドネ樽熟成2020(3190円)
右:カベルネソーヴィニヨン2019(3960円)

シャルドネとカベルネソーヴィニヨン・ブランで迷っていたら、
女性店員さんに「シャルドネの樽熟成がお薦めですよ~。」と言われる。

「シャルドネだと軽いから、すぐ1本空いちゃうじゃないですか~。
これだと、半分で満足できるかと(^_-)-☆」

「店員さんも結構飲まれるんですね~(笑)」
「いや~、たしなむ程度に~(笑)」

って、完全な酒飲み同士の会話をした後、
店員さんお薦めの「シャルドネ樽熟成」を購入した。

しかし、シャルドネは2640円、カベルネソーヴィニヨン・ブランは2970円、
そして、シャルドネ樽熟成は、3190円。
やり手だな( 一一)

赤ワインは、スペシャルリザーブを買おうかと一瞬思ったが、
やはり分不相応だと自分に言い聞かせた。

だって7260円もしたし…(*_*;
勿体ないよね…、家飲みには…。

そして、帰宅してから飲んだ「シャルドネ樽熟成」
確かに通常の「シャルドネ」より味わい深く美味しくはあったが、
欧州ワインと比べて軽いため、やっぱりすぐなくなってしまった…(^-^;

そして、後日購入しました~!!

なんと、新名神土山SAで買えるんです!!

舞妓はんひぃひぃ(七味)も買えるし、
何気に土山SA最強?!
(ちなみに甲賀の黒米「黒影米」もここで買える。)

*補足…
🍷安曇野ワインは、2009年から、
「長野県原産地呼称管理委員会」認定ワインになっている。

*長野県原産地呼称委員会…
2002年10月2日、当時の長野県知事・田中康夫が創設。
ワイン、日本酒、米、焼酎、シードル(制定順)の5品目を運用。
原料、醸造方法、味覚まで総合的に厳しく評価している。

安曇野ワイナリー2022.6” への9件のフィードバック

  1. 広々なワイナリーですね。場所的に何を飲んでも景色で満足できそうです!
    店員さんの、「軽めだと1本すぐ空いちゃう」からというお勧めの仕方面白いですね。
    流石、『通』の会話だなあと思いました。

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    1. yukitabitonさん、こんにちは(^^♪
      ブドウが収穫できる時期だったら、もっと楽しかったでしょうね~。
      はい、店員さんの見事なおすすめにひっかかって?しまいました(^-^;
      でも気分が悪くなるわけではないので、上手いですよね(笑)

      いいね: 1人

  2. 安曇野ワイナリー 訪問記、楽しく拝見しました。酒石も置いてあったんですね〜。
    コンコードというのが如何にも長野っぽいなぁと思いました。軽めなイメージですよね〜。
    この前、山形の山菜料理屋さんで城戸ワイナリーのコンコードを飲みましたけど、合わせたのは雪の下人参の低温揚げと蕗のとう豆乳の蕎麦切りでした。山菜の自然な甘みや旨み、良い土臭さを邪魔せず、うまく引き出す感じで、とても良かったです(^-^)
    ナイアガラは料理のお供向きでは無いというか、合わせる料理をかなり選びますよね〜。
    デザート系か食前酒向きかなーと個人的には思います。
    やはりtabisurueiyoushiさんにはボルドーっぽいというか、メルローやカベルネソーヴィニヨンがおススメでしょうね〜(笑)

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    1. KYOさん、こんにちは(^^♪
      城戸ワイナリー、調べました!
      塩尻なんですね。
      そして、ワインは抽選販売とは、人気のワイナリーなんですね!!

      コンコード、ワイン自体の主張がないからこそ、和食の繊細な料理と合い、さらに相乗効果でよくなるんでしょうかね~。
      →雪の下人参の低温揚げと蕗のとう豆乳の蕎麦切り
      料理名だけでめっちゃ美味しそうです😋

      ナイアガラ、やはりそういった品種なんですね。

      よくお分かりで(笑)
      フルボディが好きな私です🍷

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  3. 酒石、面白くて魅力的ですね。色も素敵です。
    それにしても、素敵な店員さんとの出会いですよね。
    国産ワインにピンポイントで「ガパオ」は中々出て来ません笑
    ちなみに私も「たしなみ程度」ですw

    海外ワインに比べるとどうしても軽めですが、食事の合わせ方と、楽しみ方だと思って、時々購入しています。

    時々、ぶどうがすごく安い時に子供たち用に「葡萄酒」を作るのですが、そういう素材を楽しむ感覚があって(ワイナリーの皆さん素人意見ですみません)、ぶどうそのものの味を想像できる感じが気に入っています。

    全種類の試飲が出来るご時世になって嬉しい限りです♪

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    1. coccocanさん、こんにちは(^^♪
      酒石、綺麗でした(^^)/

      はい、ガパオは一瞬固まりました(笑)
      あら、coccocanさんも「たしなむ程度」でしたか~。
      同じですね~(笑)

      千歳ワイナリーへ行ってから北海道のワインに興味を持って、たま~に買います。
      日本のワインは、海外ワインと比べると軽いというのもありますが、やはり高いですね。
      うちは毎日1~2本程度のワインが空くので、日本ワインだけだと破産しちゃいます…。

      なんと、葡萄酒まで作られるんですか!!
      すごいですね~~!!!
      将来オープンするであろう、coccocanさんのお店は料理だけでなく、お酒も手作りでいけますね(^_-)-☆

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      1. 葡萄酒は日本で作ると違法なので、海外で作りました!!(←真意は想像にお任せしますw)

        国産ワイン、そうなんです。高いので、旅先とか特別なときに飲むようにしています♪

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