打撲と田七人参

また、打撲してしまった。。。

部屋で滑って転びそうになったところに、
ワンダーコア(腹筋マシン)の飛び出ている棒にぶつかった。

ゴキッ!!(゚д゚)!

激痛。。。
やば、膝、外れたかも??

外れてはいなかったが、激痛が治まらず…。
翌日、膝のお皿がわからなくなるほど、腫れていた。

とりあえず、田七人参を飲む。

田七人参は、ウコギ科ニンジン属の多年生植物で、
根と花が生薬として使われる。

生産地は中国南部の標高1200~1800mの地域に限られ、
収穫まで3~7年を要し、土壌や日照条件などに対して非常にデリケートなため、
この地域以外では栽培できない希少な植物。

かつては「金不換」とも呼ばれ、
「お金に換えられないないほど貴重なもの」として重宝されてきた。

田七は高麗人参の仲間だが、滋養の働きが穏やかで、
ほてりや血圧上昇が現れにくいのが特徴である。

中国では一般的に「三七」の名前で知られており、
一株に三本の茎があり、そこに七枚の葉がつくことからこう呼ばれている。

よく、中国や韓国の時代劇で、
刀などで切られた人が傷口に粉をかけているシーンがあるが、
かけているのは、田七人参を粉にしたものである。

田七は、止血効果があるが、血を滞らせることはしない。

主に外用で使われてきた田七は、
胃潰瘍による胃の出血や吐血の治療で使ったことが発表され、
1980年代頃から、内臓の出血治療にも使われるようになった。

田七は、「肝」と「胃」に効きやすいとされており、
肝および胃のトラブルに使われている。

*肝の働き…
気の巡りを良くし、血の貯蔵や量の調整、体液などの巡りをコントロールする。

効能は…、

①血流をよくする。
瘀血によるシミ、神経痛、関節痛、生理痛など各種の痛みに使う。
瘀血による子宮筋腫などの内臓の腫瘍にも良い。

②止血の働きがあり、外傷による出血、内出血いずれにも使う。
止血するが、血流を良くする働きがあり、瘀血を起こさない。

③打撲・骨折などによる腫れ、おできなどの皮膚の腫れや痛みに使う。

*瘀血(おけつ)…血の巡りが悪いこと。
(舌下静脈がどす黒く、2本はっきり見えたり、
女性の場合、生理の経血にレバー状の塊があれば、瘀血です。)

とまあ、日本語で書くとこんなに長いが、中国語だと、
「化瘀止血、消腫止痛」

短くて分かりやすい(笑)

私は4年前に、卵巣嚢腫の摘出手術を受けた。
→「卵巣嚢腫と子宮筋腫4~入院
→「卵巣嚢腫と子宮筋腫5~手術
→「卵巣嚢腫と子宮筋腫6~術後

手術前からこの田七人参を服用していた。
執刀医の先生には、「出血が少なくて、回復が早い。」と言われた。

3年前、お風呂で滑って小指を強打した時も田七人参を飲んだ。
この時は、止血、打撲として。
→「風呂で滑って転倒、足指切って大量出血」

さらに、田七人参の湿布も使用してみた。
→「西部池袋本店~同仁堂薬局

今回は再び打撲して、服用。

血流をよくするので、常時飲んでもいいのだが、何せ高い。
どうして日本は、こんなに素晴らしい薬を保険適用しないのか( 一一)

それにしても、なんでこんなに打撲ばかり…。
年だな。。。(+_+)

*田七人参の服用禁忌…血虚で無瘀の人。
(血虚…血が足りない人。)
(無瘀…瘀血がない人。)

*参考文献
「中医学臨床のための中薬学」神戸中医学研究会編著

*漢方薬にも副作用はあります。

1つ1つは良薬でも、組み合わせることで毒になることもあります。
また、西洋薬を服用していると、本来とは違う働きをすることもあります。

基礎疾患があったり、西洋薬を服用している場合は、必ず担当医に相談してください。

打撲と田七人参” への31件のフィードバック

  1. 思わず、漢方薬注文しました!!
    そうなんです。日本は何故保険適用にしてくれないのでしょう。
    西洋の薬や病院はもう17年以上行っていませんが、漢方薬はたまにお世話になります(胃腸痙攣のときとか)
    漢方(東洋医学)を信じないという人も多いですが、西洋医学の「対処療法」に対して、体質改善、機能の回復を促す方法として、私は推奨派です。

    打撲、、、痛いですよね。しかも、ケガすると回復に時間がかかる。。。私もです。

    先ずは、私の肝臓強化?用に私が試してみます!!

    いいね: 1人

    1. CoccoCanさん、こんにちは(^^♪
      さすが、行動が早いです!!
      西洋薬と漢方薬は、どちらも長所短所ありますが、私はあまり西洋薬を飲みたくないので、CoccoCanさんと同じです。
      保険適用の漢方薬もありますが、この田七人参や銀翹散が適用外なのが納得できないです(~_~)

      田七人参のおかげか、翌々日にはお皿が現れて、その次の日には歩けるようになりました。
      今、1週間たって普通に歩けますが、ちょっとだけ痛いです(^-^;

      いいね: 1人

      1. tabisurueiyoushiさんの打撲にも覿面に効いたのですね。すごいなぁー。
        私もサッカーで負傷は付きものなので、都度確認しながら上手に漢方薬を使ってみたいと思います☆

        いいね: 1人

  2. 田七人参、大活躍ですね(^-^)
    うちのオットがよく買っていたという話は以前何度かしたかと思います。
    いつも都内の実家の側にある医院で買っていたので、しばらく買っていませんね〜。医院で買うとはいえ保険効かないのは仰る通りです。トホホですよねぇ。
    傷口に粉を振りかけている場面、中国の時代劇ドラマでよく見かけます。あれが田七だったとは!
    なんで粉なんかかけるんだろうと、ずーーーっと思っていました。分かってなんだかスッキリした気分ですw

    いいね: 1人

    1. KYOさん、こんにちは(^^♪
      はい、大活躍です、田七(笑)
      病院で買うものなら保険適用して欲しいですよね…”(-“”-)”
      種類によって保険適用とそうじゃないのがあって、田七じゃないですが、私に一番合う漢方薬の1つが適用外でトホホです(+_+)

      そうなんですよ、傷口に振りかける粉は、田七なんですよ。
      私も知ってからは、そうか~!!って思いました(^^)/

      いいね: 1人

  3. 大丈夫ですか?お大事にしてください♡

    田七人参は中国ではよく知られます。今はわかりませんが、昔は中国では薬局で普通に入手できました。

    いいね: 1人

    1. Nene.Zさん、こんにちは(^^♪
      ありがとうございます!!
      痛みはありますが、今は普通に歩けるようになりました。

      4年前北京に行った時、同仁堂に行ったんですが、田七人参売ってました。
      中国なら日本より安いかと思いましたが、高かったです…(^-^;
      人参の状態では見なかったと思うのですが、昔は普通に売ってたんですね~。
      日本は漢方薬局じゃないと手に入らないので、あまり普及してないのかも?ですね。

      いいね: 1人

  4. 大変でしたね。
    飲み薬で効くの?って思いましたが漢方薬に「田七」なるスーパー薬があるんですね。
    ‘‘消腫止痛’’ですから打撲に有効なんですね。それで今回の腫れと痛みは消えましたか?
    保険未適用の問題もあるんですね。副作用の少ない漢方薬を適用して増やしたら良いと思うのですが医師会との問題があるのかも知れませんね(*^_^*)

    いいね: 1人

    1. wakasahs15thさん、こんにちは(^^♪
      そうなんです!
      田七は、消腫止痛効果もあるスーパー漢方薬です(^^)/

      日本で保険適用されてる漢方薬は一般的なものだけなんですよ。
      適用外になった漢方薬でもいい薬はたくさんあるんです。
      私が常用している漢方薬の1つも適用外なんです。。。
      医師会か厚労省か財務省か分かりませんが、もっと普及されたらいいなあって思います(*^^)v

      いいね: 1人

  5. 大変でしたね。大丈夫ですか?
    田七人参、名前は見たことがあるけど、どんなものか知らなかったです。
    私ももっと早くに知っていたら良かったなぁ。
    肝機能も弱いので飲んでみようかな…?

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    1. NAOJIさん、こんにちは(^^♪
      おかげさまで、痛みはありますが、今は普通に歩けるようになりました(^.^)

      肝機能、そうでしたか。
      西洋薬ではないので、即効性はないかもしれないですが、少しでも効果があるといいですね(^_-)-☆

      いいね: 1人

  6. こんばんは(^^)
    漢方薬の「田七人参」知りませんでした。漢方薬は穏やかに効くので良いんだろうなと思ってますが、殆ど使った事がありません。サプリの朝鮮人参エキスが漢方と言えるかどうかわかりませんが、飲み続けてるからか大きく体調を崩す事がなくなりました。漢方薬って薬事承認されてなくて保険適用外なのかな?それとも高価だからかな?

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    1. saganhamaさん、こんにちは(^^♪
      サプリの朝鮮人参を飲まれているんですね!!
      大きく体調を崩すことがないということは、効果があるということですね(^_-)-☆

      漢方薬でも保険適用されてるものと、そうじゃないものがあって、段々数は増えてきてますが、まだまだ少ないですね。朝鮮人参を使った漢方薬も保険適用されてるものもあります。
      病気を治す薬はよくて、健康維持や増進のための薬は外されている感じがします。

      いいね: 1人

  7. 大変なことでしたね。
    田七人参初めて聞きましたが、刀で切られた時にという効果具合がすごそう。
    保険適用されると物品不足になるぐらいの貴重品なんですかね?
    打撲に備えてメモっておかないと。貴重な情報ありがとうございます。
    お大事になさってくださいね。

    いいね: 1人

    1. yukitabitonさん、こんにちは(^^♪
      確かに刀で切られた時に、止血の為に振りかけてるわけですからね。
      当時としてもすごい効果だったんでしょうね。

      漢方薬は、保険適用の種類は増えてますが、まだまだ少ないですね。
      物品不足もあるでしょうが、健康維持増進のための物と判断されたものは外されているような気がします。

      お気遣いありがとうございます。
      おかげさまで、痛みはありますが、今は普通に歩けるようになりました。
      打撲した時は、ぜひお使いください(笑)

      いいね

      1. 田七人参の素晴らしい効果を打撲で味わうことのないようにまず気をつけたいですね(笑)。
        無理なさらずにご養生くださいね。

        いいね: 1人

    1. ばったんさん、こんにちは(^^♪
      お陰様で、痛みはありますが、今は普通に歩けるようになりました。
      お気遣い、ありがとうございます(^_-)-☆

      いいね

  8. 今回のブログ、まるで私のために書いてくださったみたい(^^)/しょっちゅう転んで打撲が絶えないワタシ。ぜひ飲んでみようと思います。で、しかもしかも、10年以上前に昆明に行ったときに、そこで会った方から何故かいただいたもの。これなんだろうって思いながら、ずっとそのままになっていました(^^)/そんな貴重なものだったとは(^^)/

    いいね: 1人

    1. slecfarmさん、こんにちは(^^♪
      そうだったんですか!!
      そうです!!slecfarmさんのために書きました(*^^)v(笑)

      なんと、昆明で頂いていたんですね!!
      いいものだから、貴重だからと、くださったんでしょうね。
      打撲した時にぜひお使いください(^_-)-☆

      いいね: 1人

      1. なんと!丸ごとでしたか!!
        それはさらに貴重です!!
        削って煎じてみてはどうでしょう?
        水600ml程度に田七5~10g程度をいれ、沸騰するまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で30分程度、水の量が半分になるまで煎じてください。煎じたものが1日分なので、1日に2~3回に分けて飲んでみてください。
        お茶パックに田七を入れて煎じると、煎じ終わったあとに捨てやすいので便利です。
        あとは、朝鮮人参のようにお料理に使うか、焼酎などに漬けるのもいいかもです(*^^)v

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  9. 勉強になりました。単に薬局で買いもともて、飲むってわけにはいかないのですね😓(売ってないかもしれないけど)

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    1. meme58さん、こんにちは(^^♪
      薬局といっても、漢方薬局にしかないかも?です。
      漢方薬は、体質と違う薬を服用すると、効果がないばかりか副作用を起こす可能性もありますからね~。
      体調に合っていれば、とても効果的だと思います(*^^)v

      いいね: 1人

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