石山寺
紫式部が源氏物語の「須磨」「明石」を書くため籠った場所。
滋賀県大津市にある真言宗の大本山。
琵琶湖の南端近くに位置し、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川の右岸にある。
この東大門は、源頼朝の寄進。
石山寺は、聖武天皇の勅願により、747年、良弁(東大寺開山・別当)が、
聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのがはじまりとされている。
(「石山寺縁起絵巻」より)
平安時代には真言宗寺院となり、
貴族や女流文学者が参拝する「石山詣」が盛んになり、貴族の間で流行した。
2015年4月24日、
「琵琶湖とその水辺景観- 祈りと暮らしの水遺産 」の構成文化財として、
日本遺産に認定された。
平等院を見学した後、石山寺へ→「世界遺産・平等院」
車は、石山寺観光駐車場(1日700円)に停める。
東大門をくぐると、まっすぐな道が続く。
石山寺の入山料は600円。
(参拝時間は8:00~16:30。最終入山16:00)
手を洗って…、
階段を登ります。。。(@_@)
登ったところ。
正面に見えるのは、多宝堂。
巨大な珪灰石の上に建っている。
石山寺珪灰石(天然記念物)は、日本の地質百選に選定されている。
境内には至る所に珪灰石が突出しており、寺名の由来となっている。
国宝である本堂も、この巨大な珪灰石の上に立っている。
御本尊は、日本で唯一の勅封秘仏二臀如意輪観世音菩薩
安産、福徳、縁結び、厄除けにご利益のある観音様。
観音が33の姿で人々を救済することから、33年ごとに御開扉が行われる。
そんな本堂の写真は…ない…。残念(>_<)
本堂でいただいた御朱印。
本堂にある、紫式部が参籠したと言われる「源氏の間」
伝承では1004年、石山寺に参篭した八月十五夜の名月の晩に、
「須磨」「明石」の巻の発想を得たとされている。
多くの文学者に愛された石山寺。
蜻蛉日記、更級日記、和泉式部日記、枕草子などの文学作品にも登場している。
さらに、登って…、
階段を登ると…、
多宝塔に到着。
多宝塔は、源頼朝の寄進と伝えられ、1194年に建立された。
建築年代が明確なものでは、日本最古である。
近くには、源頼朝の供養塔がある。
裏にはひっそりと、壬申の乱で敗れた大友皇子が葬られている。
さらに登って…、
正面に見えるのが、
光堂
内部には光堂の本尊となる阿弥陀如来像が安置されている。
ここからの景色。
冬なので、とても残念…”(-“”-)”
石山寺は、花の寺としても親しまれている。
春は花が咲き乱れ、絶景だろうな~と想像してみる(^^;
また、紅葉の名所としても知られ、2015年に日本夜景遺産に認定。
秋にはライトアップが行われている。
この辺りが石山寺の頂上?みたいな感じ。
ここから下山。
下山途中にある、紫式部像
最初の学生時代、源氏ゼミだった私。
(最初の??(^-^;)
ゼミ旅行でここを訪れ、卒論が書けますようにと祈願した(^^ゞ
完全に神?頼み(^^;
記念撮影している時、友人の1人が、
「霊が乗り移ったらどうしよう??」と言うと、
「乗り移られた方が書けるんじゃないか?」と言う教授。
その後「乗り移ってください。」とみんなで祈願←バカ( 一一)
そんな思い出?のある紫式部像。
当時(約20年前!(゚д゚)!)は、周りに木はなく、簡単に近づけた。
こんな時期なのでちょうどいい?のかもしれない。。。
下山途中、無憂園という庭園があった。
木々は枯れていたが、春だったら綺麗なんだろうな…🌸
本堂の真下まで降りて来た。
この場所は、天智天皇の御代(660年頃)の石切り場だったといわれ、
採石後が残っている
んん???
「さらば青春の光」の「パワースポット」のコント再び??
ま、それはおいといて…(^-^;
この後は、石山寺名物しじみ釜飯を食べに行きま~す(*^^)v
→「瀬田川を見ながら「洗心寮」で名物しじみ釜飯を」
*石山寺の説明については、ホームページを参考にしています。
大本山 石山寺 公式ホームページ (ishiyamadera.or.jp)
tabisurueiyoushiさんは、かつては文学少女で石山寺はゆかりの寺なんですね(°0°)光堂までお参りされてパワー全開です。石山のシジミ釜飯は超有名です。私は昔々に一度きりです。大きな肉たっぷりのシジミは美味しかったと思います。あっ これは次投稿ですね(^_^)
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wakasahs15thさん、こんにちは(^^♪
文学少女というわけではないですが(^-^;、源氏物語が好きでした(*^^*)
光堂まで…大変でした(+_+)
私は今回初シジミでした。
はい、次回のお楽しみ?です(*^^)v
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源氏物語がお好きなのは、やはり文学少女ですよ。宇治の源氏物語ミュージアムへは行かれましたか?光源氏の恋愛は凄いです(°0°)瀬田シジミ美味しかったでしょうね(^_^)
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正確には源氏物語の漫画「あさきゆめみし」が好きでした。
なので、wakasahs15thさんの娘さんのような本物の文学少女とはちょっと違うかも?です(^-^;
宇治のミュージアムは今回ではないですが、できた頃に行きました(^^♪
当時、妹と、六条院をイメージした博物館を作り、そこに源氏物語の各帖をイメージした部屋を作ろうと話していたのに、先を越された~!!と嘆いていました…”(-“”-)”
私に財力があれば今頃は…って違うか…(^-^;
瀬田しじみ、それが…、おっと、これはまた別のお話です(^^♪
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姉妹で源氏物語の大ファンだったのですね(°0°)もし宇治の源氏ミュージアムの開館が遅れたら、宇治以上のミュージアムが出来てたかもです。しじみを楽しみにしています(^_^)
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石山寺ってそんなにすごいところだったんですね。私もかつて、国文学科で古典を学びました。枕草子や源氏物語も。でも石山寺のことなんて全然知りませんでした。次回、楽しみです。
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riverwest0さん、こんにちは(^^♪
わ~、同じですね!!
私は源氏物語がやりたかったので、中古文学を専攻しました。
あとは上代も少し。
なので、中世以降はあまり詳しくないです(^-^;
もし、機会があれば、花が咲いているころだと綺麗だと思います(*^^)v
次回はしじみ釜飯です(^_-)-☆
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国文学を専攻なさっていたのですねぇ!!!
私の同級生にも中学生の頃から古典、特に紫式部が好きな友人がいました。
国文学専攻の子供の友人がいたら、卒論前にはお参りするように伝えます。
伝説の場所だと笑
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CoccoCanさん、こんにちは(^^♪
はい、高校生の頃に「あさきゆめみし」にはまり、源氏学者になるため進学しました。
無理でしたが(^-^;
ご友人と同じで、私も平安時代の文学が好きです(^.^)
そうです。卒論を書くための伝説の場所です(笑)
乗り移られたらラッキーです(*^^)v
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こんばんは
広い所ですね~~
階段昇って昇って
文学の関する有名なお寺なんですね
学生時代の話、面白く読みました^^;
神頼み!!したいよねぇ~~
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makoさん、こんにちは(^^♪
本当に広い所です。
行かなかった場所とかもたくさんあるので、ゆっくり歩いてたら半日はかかりそうです。
はい、完全な神頼みなバカな学生時代でした…(^-^;
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階段以外にも急斜面の坂道があるんですね。古くからの木造建築物が綺麗に残っているって凄いことですよね。放置していたら白蟻にやられそうだから、長くメンテナンスしているんだろうなぁ。
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Pro Foodie Orlandoさん、こんにちは(^^♪
寺全体が一つの山のような感じです。
というか、山に作ったのかな??
石山寺だけでなく、お寺のメンテナンスはすごいですよね!!
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石山寺詣では落窪物語にも出てきますね。
京の都から牛車で移動して琵琶湖から船に乗って…優雅だけど大変だったことでしょう。
画像を拝見していると大変でも行くだけの価値があったことがよく分かります。。。
コロナでこのところ気が滅入っているのでお詣りしようかしら。心が洗われそう!
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がんちゃんさん、こんにちは(^^♪
そうでしたね!!
いかに、当時ブームだったか、ですね(^^)/
牛車ってお尻痛そうだし、距離もあるし大変だったでしょうね(^-^;
石山寺はすごく広いんですよ(^.^)
さらっと登って降りて来たのですが、行ってない場所もたくさんあります。
きっと、花が咲いてる時期だったら綺麗だろうな~と思います(*^^)v
ぜひ行ってみてください!!
全く密じゃないし、穏やかな気持ちになれると思います(^_-)-☆
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