土用の丑の日にうなぎを食べる?!

土用の丑の日にうなぎを食べる!!

これはかなり昔から、日本に定着している食文化。
土用の丑の日にうなぎを食べれば、夏バテせずに夏を乗り切れる!!\(^o^)/

ってことで、この日はどこのうなぎ屋さんも長蛇の列!!
今年、2019年の土用丑の日は、明日7月27日。

しかし、これ、正しいけど、正しくない(+_+)。
ん??
正しいのに、正しくないとは…。

「土用の丑の日にうなぎを食べる」というのは、
江戸時代、平賀源内が考えたキャッチコピー。

夏場、客足が遠のくことを悩んでいたうなぎ屋の店主が、平賀源内に相談。
平賀源内は店主に、
「土用丑の日に「本日、土用丑の日」という旗を掲げては?」とアドバイス。

うなぎ屋の店主は、言われたとおり、旗を掲げたら、
夏場にもかかわらず、繁盛した。めでたし、めでたし。という、お話(^^♪
*諸説あります。

なぜ、「土用丑の日」でうなぎ屋が繁盛したのか。

それは、「土用丑の日に「う」のつくものを食べると、夏バテしない」
という言い伝えがあったから(^^)/

つまり、「う」がつけばいいわけで、
何も「うなぎ」じゃなくても、「うどん」でも「うど」でもいいのだ(*^^)v

子供の頃、「土曜牛の日」と思っており、
土曜日に牛(牛肉)を食べると思っていた…(←バカ( ;∀;))

でも、「う」のつくものだから、これはあながち間違ってない(@^^)/~~~
違うか…(^^ゞ

そんな「うなぎ」には豊富な栄養が含まれる(^.^)

うなぎには、
ビタミンA…抗酸化ビタミン、免疫力を高める。
ビタミンE…過酸化脂質の生成を防ぐ。
ビタミンB1…糖質代謝に欠かせないビタミン
ビタミンB2…3大栄養素の代謝に関わる。過酸化脂質を除去する。
DHA,EPA…血中コレステロール、中性脂肪を下げる。
ムチン…胃の粘膜の保護
など、その他にもたくさんの栄養素を含む。

但し、気を付けたいのは、
脂溶性ビタミンである、ビタミンAとE。

水に溶けないため、過剰摂取すると過剰症を引き起こす。
ビタミンAの上限値は、2700㎍/RAE/日(18歳以上)

うなぎのかば焼き100gに大体1500㎍/RAE含まれており、
大きめのうなぎを約180gだとすると、うなぎ1本で上限値になってしまう。

上限値を超える量をとると、過剰症をひきおこすことがある。
しかし、うなぎを毎日食べる人はそんなにはいないと思うので、
たまに食べる程度であれば、そこまで気にすることはそれほどない。

ちなみに、ビタミンAの推奨量は、
男性900㎍/RAE/日(30~49歳)、女性700㎍/RAE/日(30~69歳)
うなぎで考えるならば、1/3本程度でいい、ということになる。

*「五訂増補日本食品標準成分表」
「日本人の食事摂取基準2015年版」参考

中医学で考えると、
性味:甘/平性
帰経:肝脾腎
効能:補気、補血、補腎、養肝、活血、去風湿、強筋骨
*日本中医食養学会「食物性味表」より

気を補い、血も補う。腎や肝も補い、滞った血を巡らせ、
風邪や湿邪を除き、筋骨を強くする。

いいことばかりじゃないか!!
明日はうなぎを食べよう\(^o^)/

土用の丑の日にうなぎを食べる?!” への34件のフィードバック

  1. そんな経緯で「土用の丑の日」が誕生したのですか。平賀源内さんは凄い方ですね(@_@)単なる閃きでなく、実際の栄養学を知ってて勧められたんでしょうね。その一言が鰻業界の将来の繁盛を保証したようです。我が家も源内さんに踊らされて明日は鰻丼を食べます(^_-)-☆

    いいね: 1人

    1. wakasahs15thさん、こんにちは(^^♪
      平賀源内は今でいうコピーライターみたいな感じだったのかな?と思います(^.^)
      みんな源内さんに踊らされてます。我が家もです(#^^#)

      いいね: 1人

  2. こんばんは
    そうですか源内さんがね^^
    明日ね、我が家は1人分だから(私は嫌い、苦手、食べたいと思わない、息子は夕食いらないし)
    デパ地下でうなぎ弁当でもなんて・・・・出かけたついでに
    多くの栄養素が含まれているの夏バテに効果ありなのね

    いいね: 1人

    1. makoさん、こんばんは(^^♪
      出かけたついでに、うなぎ弁当いいですね(^.^)
      夏だとどうしても、食欲がなくなってばててしまいますから、そういった意味でも豊富な栄養価のあるうなぎがいいのかな?と思います(*^^)v

      いいね

      1. ドイツの中西部から北部では食べるところもあります。私は燻製を何度か食べたことがあるのだけれど、日本人の口にも合うんじゃないかと思います。少し油っぽいけれど、美味しかったです。クリスマスマーケットの屋台でも出ていることも。

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      2. 鰻の燻製!!おいしそう~(#^^#) クリスマスマーケットの屋台にですか(゚д゚)!なんか意外な組み合わせな気もするけど、食べてみたい(*^^)v

        いいね: 1人

  3. 福岡もうなぎ処は多く、お値段も手頃で美味しい店があるので、2,3ヶ月に一回は食べに出ます。
    うなぎの刺身なんてのも食べたことがあります。
    うなぎは皮に毒があるので、ベテランの調理師しか刺身にはできないのだとか。
    明日はお付き合いで、美容室隣のコンビニうな重を買って、サロンスタッフにご馳走です。
    味はまあそれなりでしょうが。

    いいね: 1人

    1. CHIRICOさん、こんばんは(^^♪
      2~3か月に一度も食べられるのですか?羨ましいです(#^^#)
      鰻の刺身(゚д゚)!食べたことないです。食べてみたい!!
      うなぎの皮に毒(>_<) 知りませんでした。ありがとうございます(^^)/
      コンビニにも、うな重があるんですね~。差し入れだなんて、サロンスタッフさんは幸せですね(*^^)v

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    1. Pro Foodir Orlandoさん、こんばんは(^^♪
      よかった~仲間ですね~(#^^#) 今年はたまたま土曜日ですが、土曜日じゃないのにとか、他の土曜日は違うの?とか、牛肉は?って思ってました(^^ゞ

      いいね: 1人

  4. 「鰻を食べると目がスッキリする」と、昔から鰻を食べる度に家人がよく言ってます。
    ビタミンAには目に良い効能があるそうですが、元々視力は良い方だった私は、長らくその効能を実感することはありませんでした。
    が、近年、ローガンが進み、そろそろ効能が分かっても良い時期かなーと若干期待しています😅

    いいね: 1人

    1. KYOさん、こんばんは(^^♪
      まさにビタミンAは目にいいですよ。ビタミンAは、光を感じる色素ロドプシンの構成成分になってます。なので、ビタミンAが欠乏すると光を感じることができなくなり、代表的な欠乏症は夜盲症なんです(^^)/
      しかし、ご主人はそんな即効的に効果を感じられてるのとは!!KYOさんは視力がいいんですね(^.^)
      私は近視なんですが、最近、目に違和感を感じていて、ビタミンAをとるため鰻を食べようと思います(*^^)v

      いいね: 1人

      1. そうなんです。あまりの即効性に長年疑問を感じていたのですが、以前、法事を鰻屋さんでやった際、家人の叔母が同じことを言っていました。なので、その時は血筋なの?と思いました。
        で、ここからは私の体験談になります。
        数年前に道の駅で山盛りのクレソンを買った時、家に帰ってから、生のクレソンにツナを合わせてゴマとポン酢をかけてボール山盛りいっぱい食べたのですが、後片付けをしている時に目のスッキリさを実感し、これかーっ!と思いました。
        クレソンにもビタミンAはかなり入っているらしいので、やはりビタミンAは即効で効くのではないかと思います。
        その後、何度か鰻を食べていますが、鰻で実感きたことは一度もありません😅
        クレソンで再度試したい気持ちはあるものの、山盛り百円だった道の駅とは違い、スーパーではちょっとでそこそこお高いので、毎回少ししか食べられず、その後、実感には至っていません。
        道の駅に行く度に探していますが、朝すぐ売れてしまうらしく、その後一度も買えていません、とほほ。

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      2. ビタミンAに関して感受性が強い血筋なんですかね~(^.^)
        しかし、KYOさんも実感した経験をお持ちなんですね(^^)/

        調べましたら、クレソンは2700㎍/100gのβカロテンが、うなぎ(かば焼き)で1500㎍/100gのレチノールが含まれてます。どちらも体内でビタミンAとして働くものです。100gのかば焼きを食べるのは大変ではないですが、100gのクレソン…やっぱり山盛りにする必要がありますが、スーパーで山盛りにするほどのクレソンを買うのはなかなか難しいですね…”(-“”-)” ちなみにうなぎの肝(生)だと4700㎍/100gのレチノールが含まれてますから、鰻の肝は栄養価が高いですね(^^)/ 

        その他、体内でビタミンAとして働くものに、αカロテン(人参、オレンジなど)、γカロテン(さつまいもなど)、クリプトキサンチン(卵黄、とうもろこしなど)があります。色のイメージとしては、黄橙色ですね(^^)/

        私も最近、目の調子が悪いので、ビタミンAを含む食品を積極的に摂って、体感してみたいです(*^^)v

        いいね: 1人

  5. 読んでいたら、鰻が食べたくなってきました。こちらではいい鰻が手に入らないので、鰻を食べるのは、帰国時のマストです。昔、日本で住んでいた町にあった鰻屋さんは、土用の丑の日は毎年、鰻の供養ということでお休みされていました。

    いいね: 1人

    1. misteriosa_lunaさん、こんにちは(^^♪
      鰻って言われると、なぜか食べたくなります…(^.^)
      では次に帰国された時に(^^)/
      鰻は、実は今の季節よりも、冬の方が脂がのってておいしいんですよ(*^^)v
      鰻の供養…、なるほど。確かに、今日だけで一体何匹のうなぎが…っていうのはありますね(^^ゞ

      いいね: 1人

  6. tabisurueiyoushiさん
    さすがお詳しいですねぇ~…感心します。

    日本でも中国産のうなぎがポピュラーになってきていると聞いて、何年か前に上海でうな重を食べたことがあります。
    瀟洒な造りの和食店で、値段の方も、そこそこしていましたので、普通に期待したのですが…
    身は、まあ、美味しくても、皮が食べれない程に硬かったんです(>_<)
    皮が硬くても、栄養素には影響しないのでしょうが…
    上海でかば焼きを食べる時は、かなりの高級店にしないと駄目ですね(^-^;

    ビタミンCも、取り過ぎは過敏症を起こしますね…実際に経験したことがあります(-_-;)
    それとも、不純物が影響したんでしょうかね…

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    1. simple10さん、こんにちは(^^♪
      いえいえ、でも、お褒めいただきありがとうございます(^^)/

      中国産うなぎ…、確かにスーパーで売られていますが、最近は、短期間で成長させるため使用するホルモン剤が発がん性があるとかで、敬遠されてますね。それでも日本産のうなぎが1本2300円前後に対し、中国産は1本980円程度ですので、需要があるので販売しているんだと思います。

      皮が硬いのは、うなぎが大きすぎるか、あとは焼き技術の問題みたいですが、一般的に中国産のうなぎは皮が硬いと言われていますね。皮にはコラーゲンが含まれてますので、皮を食べなければコラーゲンが摂取できないって感じですね(*^^)v

      ビタミンCは水溶性ビタミンなので、過剰症は報告されているものではないんですよ…。しかも体内に留まることが非常に難しく、まあ、お手洗いに行ったら外に出てしまうと思っていただければ…(^^ゞ しかし何かしら異変を感じたというのであれば、多分一緒に食べた他のものか、もしくはまだ発見されていない何か、ですかね…(^^;

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  7. うなぎにそんなに脂溶性ビタミンが多いとは知りませんでした!
    うなぎは年々値段が高騰するので、土用の丑の日より1週間ほど前に食べました。
    丑の日当日に「う」のつくものは食べたかな…(^^ゞ
    でも、来年からはうなぎにこだわらずリーズナブルな「う」を食べたいと思います!

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    1. tiro1222さん、こんにちは(^^♪
      脂溶性ビタミン、確かにたくさん含まれていますが、毎日食べるものではないので、そんなに気にする必要もないですよ~(*^^)v うなぎ、確かに年々上がりますよね~(>_<) 我が家にもほとんど食卓には上がりません(^^ゞ 言い伝えでは「う」のつくものならOKってことですからね~(^^; でもうなぎが栄養価が高いのも事実です。冬の方が脂がのってて美味しいので、個人的には冬の鰻がお薦めです(^_-)-☆

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