北京お土産~人体模型を買ってみた(^.^)

去年の上海同様、今回も何も買わないと思っていた…
漢方薬とサンザシ、中国茶を除いて…。

でも…いろいろ購入してしまった(^^;

北京ではクレジットカードがあまり使えない(>_<)
使えるのは、北京同仁堂(薬局)とデパートぐらい。

今回は、全食事付、もちろんアルコールやドリンク代も必要なし。
そんなに使わないと思い、1万円しか換金しなかった(*_*;
1万円→593.3元(1元=16.8円)でした。

今、思えばもっと替えておけばよかったな…。

銀行での両替は、大変だった( ;∀;)
両替手続きに1人30分かかるという。
両替を希望した実習生は12人。

3~4人が代表となれば…と付添いの先生は言われたが、
銀行側は1人ずつじゃないと無理だと言い張る…。

先生の交渉により、1人を代表者にして両替できることになった。
これで30分で終わると、誰もが思った。

しかし…
かかった時間は2時間(>_<)
なぜ、そんなに時間がかかったのか、今だに分からない…(*_*;

 

菊花茶 1袋16元
白の角砂糖やクコを入れて飲むといい。

菊花は目に良い。消腫(しょうしゅ)、活血作用がある。
*活血(かっけつ)…血を活性化させ、血液の循環を改善する。

 

乾燥山査子(さんざし)と、ジャスミン 1袋各10元
横浜の中華街で購入していたけど、色が全然違う!!
さすが本場!!

山査子は、消食(しょうしょく)。
食べたものを消してくれる。特に肉類に効果あり。
プーアール茶や黒烏龍に乾燥山査子を入れて飲む。

また、活血化瘀(かっけつかお)で、子宮筋腫の私に有効(^^)/
*化瘀(かお)…瘀血を溶かす。瘀血の解消

*瘀血(おけつ)…
血液の循環が停滞したり、内出血が停積した状態。
舌が紫色っぽい人、舌の裏の舌下静脈が太い人、
生理中にレバー状の塊が出る人など。
*西洋医学の血液どろどろとは意味が違う。

ジャスミン…理気、解鬱、散瘀、補中、安神
ストレスの緩和させ、リラックスさせてくれる。

 

山査片(サンザシを砂糖で固めたもの)1袋25元(6個入り)
日本では、棒状の状態で売られていることが多い。
食べ過ぎた時は食後に食べれば、なかったことになるかも??

 

銀翹解毒片(ぎんきょうげどくへん)1個19.8元
喉が腫れて痛い時に飲む、銀翹散(ぎんきょうさん)と同じもの。
非処方薬なので、名前が微妙に違う。

風邪はよく葛根湯というけど、
葛根湯は寒気がする場合に温めて発汗させて治す。

私の風邪は、喉が炎症を起こして痛いことが多く、
葛根湯と逆の効果のある冷やす、銀翹散を飲んでいる。

→喉の風邪についての記事はこちら「ゆず茶

 

十全大補丸(じゅうぜんだいほがん)1個35元
気と血を補ってくれる十全大補湯の非処方薬。
これは、脾気虚(ひききょ)で貧血の家族用(*^^)v

*脾気虚…
脾(消化器系)の吸収が悪く、疲れやすい人。胃下垂の人。
舌の真ん中に線がある、舌が痩せている、または腫れている、
油っこいもの、肉類を食べると下痢をする、食後眠くなるなどの症状がある人。
*脾は消化器系のことで、現代の脾臓とは違う。

 

足湯。紅花(こうか)と益母草(やくもそう)各15元

紅花も益母草も婦人科系にいい。
紅花は、活血去瘀、通経(生理痛のこと)によい。
益母草は、活血調経、利水消腫、清熱解毒。
婦人科系に最も適するので、「益母」という。

これは足湯用なので、薬が強い。
お風呂に入れてしまうと、粘膜など弱い部分があるので、お薦めできない。
と、先生に言われた…(^^;

 

鍼灸経穴人体模型。通称ツボミ(笑) 55元→49元(1割引きだった)
人体模型に経穴(けいけつ)が記載されている。DSCN7488.JPG

 

男性版と女性版があり、女性版を買ってみた。
女性なので、つぼみちゃん。男性はツボオ君(笑)

サイズはいろいろあり、これは2番目に小さいもの。身長約50㎝。
150㎝くらいの大きさのものや、
韓国ドラマ「馬医」で見た、銅像版もあった。

 

これは北京中医薬大学博物館に展示されていた、銅像版ツボオ(笑)

 

北京中医薬大学の購買で購入した、白衣と、生薬名入りのトランプ

北京中医薬大学の白衣 45元
どこで着るんだ~?って感じだけど…みんな買ってたから、つい(^^;

生薬の名前入りトランプ 10元
これでババ抜きしながら、生薬が覚えられる??

 


左上「二十四節気知識」29.8元、右上「「12時辰養生」39元
下:単語帳のような本「中薬学」「方剤学」「中医内科学」各5元

左上「二十四節気知識」29.8元
1年を24節気に分けて考える、季節に合わせた養生の本。

右上「12時辰養生」 39元
1日を2時間ずつ、12の時辰(じしん)にわけて、
何時に何を食べるかや、過ごし方などが記載されている。

下:単語帳のような本たち。通称、豆単(笑) 各5元
「中薬学」「方剤学」「中医内科学」
気が付いた時に、いつでも勉強できる(^^)/
これで大きい本を持ち歩く必要はない(^.^)
って、そんな勉強するか??…(^^;

とにかく時間がなかったから、迷ったら買え!的な感じで購入してた(^^♪

「迷ったら買え!」は、子供の頃、父親から言われた旅行先の鉄則(^^ゞ
次に同じお店があったとしても、同じ物があるとは限らない、と(^.^)

小学校の修学旅行から帰った後「あれ、買えばよかった~」って言ったら、
「だから、迷ったら買えだろ!」って叱られた( ;∀;)

それ以後、旅行先ではいつも大胆にお買い物~(^^♪
だから、今回はちょ~っと、消化不良”(-“”-)”

ま、仕方ないよね。団体旅行だし。
でも、それなりに楽しかった~(*^^*)

北京お土産~人体模型を買ってみた(^.^)” への17件のフィードバック

  1. 今や世界第2位のGNP国家なのに、たかが両替で2時間も要するとはどうなっているんでしょうね。クレジットカードが余り使えないのも不思議です。
    漢方薬をいっぱい買われたんですね。効能を良くご存知なので買えると思いますが私は半信半疑なので当時は水虫の薬くらいでした。出張時に良く頼まれたのは片仔こう(ジャコウジカの角とか?)で、鹿の糞のような形で硬くて金槌で叩いて細かくして飲みました。二日酔いなどの効果にテキメンで肝臓に効くとか。とても高価だったのを覚えています。専門家から見られて合ってますか?
    菊花茶は、そんな効果があるんですね。山査片は面白いですね~。食べたものが無くなってしまえば、えらい事です(@_@)

    いいね: 1人

    1. 北京ではクレジットカードではなく、電子マネーが一般的なようです。
      実習生の中には、中国の電子マネー、「Wechat Pay」を登録して使っている人もいましたが、私はよく分からないので、使わなかったです(^^;

      両替の2時間は、本当になんだったかよく分かりません(*_*;
      日本だったら、周りのスタッフが手伝ったりするでしょうけど、そういうことは一切なく…。
      普通のツアーみたいに、ガイドさんが1万円分の現地通貨と交換してくれるって勝手に思ってたんです”(-“”-)”
      そうでなくても普通の両替みたいに、すぐできるのかと…。
      こんなことなら日本で両替していくべきでした。
      貴重なフリータイムを両替に使ってしまいました(>_<)

      菊花は、中医学で言うところの、あがってしまった「気」をおろしてくれるので、「のぼせ」や「いらいら」にも有効ですよ(^^♪
      サンザシは食べすぎた時に、消してくれるので、いいですよね(^^)/

      いいね: 2人

      1. 電子マネーが一般的でしたか(@_@)この面は日本は負けていますね。クアラルンプールにいる息子は買い物はクレジットカードでしたがタクシーの利用は配車アプリを上手に活用してました。両替の時間ロスは七不思議ですね(^_-)-☆上海や広州ならこんな事は起こらないかも知れませんね?

        いいね: 1人

      2. 現金はニセ札が多いから、電子マネーが一般的だそうです。
        噂には、ホームレスたちもQRコードだとか…(>_<)

        配車アプリですか~。進んでますね~(^.^)
        確かに、広州や上海だったらそんなことはないと思います。
        上海に比べて、北京は田舎な感じがしました。
        首都なのに‥‥(*_*;

        いいね: 1人

      3. え~~、そうなんですか~(+_+)
        私は、ずーと昔に中国で換金して使ってなかったお金を、何年か前、日本で日本円に換金しようとしたら、
        「これは、ちょっと古いので…両替できないです…”(-“”-)”」と言われたことがありました(>_<)
        多分、偽物だったんだと思います(+_+)

        いいね: 1人

    2. 片仔廣について、私の持っていた中国語のテキストに載っていなかったので、ちょっと調べました。
      肝機能を高める薬のようです。

      生薬は、田七人参を8割程度含むようです。
      田七人参は、「金では買えない」と言われるほど高価なもので、今でも高いです。
      止血させるけど、血瘀させないので、止血の要薬と言われています。
      韓国や中国の時代劇で傷口に塗っていてる粉ですね。

      私も腹腔鏡の手術の時、術前術後1か月、飲んでいました。
      そのせいかどうか分かりませんが、医師には「出血が少なかった」と言われました

      あとは、蛇胆(蛇の胆嚢を乾燥させたもの)
      牛黄(牛の胆嚢、胆管、あるいは胆管の中の結石)
      麝香(牡のジャコウジカの香襄の中の独特な分泌)
      などを含んでいるみたいです。

      いずれにせよ、すべて高価なものなので、高いのでしょうね。
      専門家なんてものではないですよ。
      まだまだ、勉強不足です(+_+)
      wakasahs15さんはよくご存じですね(^^♪

      いいね: 1人

      1. わざわざ調べて頂いて有難うございます(^^♪ 田七人参が主成分でしたか。どの成分も高価なんですね(@_@)
        私は同行のお客さんが漢方薬の店を希望されて案内しただけです。タツノオトシゴが腰痛に良く効くとか青春薬がいいとかで良く買われていました。青春薬はある時期から店頭から姿を消したので浙江省のメーカーに電話をしたら倉庫にはあるけど当局から許可が下りなくなったので売れないと言われました。麻薬成分が含まれていたのではと思います?

        いいね: 1人

      2. いえいえ、勉強になりました(^^♪
        漢方薬も、生産や精製の段階が見えないので、安心できる店でしか買えないです(>_<)

        タツノオトシゴ、中薬では、「海馬」というのですが、
        (お年をめした)男性の気力を回復する薬、といいましょうか…。
        アンチエイジングには補腎するので、補腎薬である海馬は腰痛にも効果はあると思います。

        しかし、麻薬成分…怖いですね。

        いいね: 1人

  2. 菊花茶は目にいいんですね(*^-^)
    今まで、勝手にカモミールみたいな感じかな、と思ってたまに飲んでました(^-^;)

    菊花って、結構はっきりとした味ではないですけど、わりと主張が強いので味的には飲みづらいな~、と思ってました(;・ω・)

    クコやお砂糖で飲みやすくなるんですね♪試してみます!

    人体模型良いですね✨
    わたしもいつか中国に行ったら買いたいです😄

    いいね: 1人

    1. 私も、tektekdogさんと同じで菊花茶は苦手でした。
      でも、今回飲んでみて、おいしい!と思いました(^^♪
      クコや角砂糖を入れると、少し、まろやか?な感じになります(^.^)
      カモミールもキク科なので、効能が似てるのかもしれないですね。

      人体模型、簡易版なので、経穴は全部載ってないですが、入門編にはいいかと‥(^.^)
      ツボオも買えばよかったと思ってます(^^♪

      いいね

  3. たっくさんの漢方薬を購入されたんですね~ やっぱり本場のものってお安いのかな?結構日本では漢方って高いですものね。

    昔、職場で中国の風邪薬が効くっていうので中国支社の方に買ってきてもらったのが銀なんとか・・のくすりだったような?!あちらではポピュラーな風邪薬だって言ってました。 1パックって頼んだら、1カートン(12箱ほどだったかな~もっとだったかも(‘◇’)ゞ)も買ってきてもらっちゃって・・(笑)
    当時(20年ほど前)は中国のものはすごく安かったからね。かなりそれを風邪ひいたとき飲んでたのを覚えてます(*’▽’) 効いたと思います。忘れたけど(>_<)

    いいね: 1人

    1. astro26さん、こんにちは(^^♪
      漢方薬、本当はもっとたくさん買いたかったです。
      銀翹解毒片は大きめのタブレットが、40個入っています。
      これは毎日飲むものではないですが、1回4粒、1日2~3回飲みますので、3~5日分。
      十全大補丸は、百草丸くらい小さい粒が、360粒。
      1回30粒で1日2~3回服用なので、4~6日分てとこです。
      最初は値段だけ聞いて、「安い!!」って思ってしまいました(^^;
      それでも、日本の半額ぐらいだと思います。
      銀なんどかだと、やはり銀翹散だと思います。
      喉が腫れは痛い風邪にはよく使われると思います。
      銀翹散は、日本では保険適用外なのが残念です”(-“”-)”

      いいね

  4. ツ◯ラの葛根湯を日本から送ってもらって常備しているのですが、銀翹解毒片(ぎんきょうげどくへん)という漢方薬は喉の炎症にいいんですね、私も風邪をひくと喉にくるタイプでいつも辛いので次回は銀翹解毒片を母に送ってもらおうかと思います。もしかしてアメリカにも売ってるのかな?調べてみようと思います。
    でも、知識があるって素晴らしいことですね。

    いいね: 1人

    1. Blueberry Blue Moonさん、こんにちは(^^♪
      日本から送ってもらっていたんですね。
      確かにアメリカで探すのは難しそうです”(-“”-)”

      銀翹解毒片は、同仁堂で販売している名前なので、一般的には「銀翹散」で売ってます。
      保険適用ではなく、市販のものは葛根湯より高いですが、関節が痛いとか、寒気とかよりも、喉が痛い、喉の炎症だったら、銀翹散がいいと思います。
      私は、クラ〇エの顆粒タイプを飲んでます。
      桔梗湯は保険適用されます。これも喉の痛みにいいです。

      アメリカで…、日系のスーパーとかはどうなんでしょう…?
      ハワイに漢方薬を処方するお店があるのは知ってるんですが…(^^;
      あとは、中華街とか?
      でも、中国の薬は怖いですよね…。
      もし同仁堂の薬があれば大丈夫だと思います(^^)/

      いいね: 1人

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中