宝塚大劇場で公演中のミュージカル「エリザベート」
今回は月組トップ娘役、愛希れいかさんのサヨナラ公演。
ミュージカル「エリザベート」は、オーストリア皇帝フランツの皇后、
エリザベートの生涯を描いた、ウィーンミュージカル
こちらは、2001年9月に訪れたウィーン王宮内に展示されている、
皇妃エリザベートの肖像画。
なんで正面から撮らなかったんだろう…後悔”(-“”-)”
当時はデジカメじゃなかったから、確認できなかったんだよね~(>_<)
ホーフブルク王宮
この王宮の中にエリザベートの肖像画がある。
ちなみにこちらは、王宮のパンフレット
おなじみの星型のヘアアクセ。
ミュージカル「エリザベート」もこのスタイルが印象的(^.^)
去年、2017年6月に行った上海博物館で「エリザベート展」をしていた。
息子である皇太子ルドルフが他界してから着ていた黒い衣装などが展示してあったが、撮影禁止であったため、撮れなかった(>_<)
その時の記事→「上海」
ミュージカル「エリザベート」は、
政治的な理由からヨーロッパでの公演は躊躇されていた。
日本では、
宝塚歌劇団雪組が1996年に一路真輝さんのサヨナラ公演として初演された。
以後、各組での公演や東宝でも上演されている。
宝塚版と東宝版は少し違う。
宝塚版は女性だけ…とかそういう話じゃなくて…(^^;
例えば、最初の少女時代のシーン、
宝塚版は、父、マックス公爵は狩りに出かけ、
その後、家庭教師が「フランス語の時間よ。」と現れる。
しかし東宝版は、
マックス公爵と家庭教師が逢引きしているところにシシィが現れる。
また、エリザベートが病院へ慰問するシーン。
宝塚版はマダム・ヴォルフの後だが、東宝版は前と順番が違う。
宝塚の演出家、小池修一郎氏が宝塚に合うように潤色したのだが、
ウィーン版を愚弄しているとの声があがり、
ウィーン版に近い、東宝版を上演することになったといわれている。
しかしウィーン版と日本版も少し違う。
ウイーン版には若き革命家の3人は存在しない。
小池修一郎氏が、日本人になじみの低い歴史を分かりやすくするため、
また、当時(初演時)若手スターだった、和央ようかさんに役をつけるために、作ったと言われている。
その他、戴冠式の後に唄う「私が踊るとき」
2002年花組公演の時に作られた新曲で、現在はウィーン版でも使用されている。
と、あげればきりがない…。
さて、そんな大人気ミュージカル「エリザベート」
ただでさえ、チケット争奪戦なのに、
ちゃぴ(愛希れいか)の退団公演と重なり、取れなかった…(>_<)
ちゃぴは結構好きな娘役。
最初は良さが分からなかったが(←失礼…(^^;))
「Golden Jazz」を見て、なんてダンスの上手い子なんだろう!って思った。
男役から転向している彼女は、
長身で小顔、長い手足から繰り出すダイナミックな踊りは見る人を魅了する。
歌は少々苦手にしているのかもしれないが、それでも聞けないことはない(^.^)
今回、エリザベートを演じると聞き、「大丈夫か?」と心配したが、
制作発表を見て、「これならいけそうだ!」と思った。(←何目線??)
ちゃぴは、月組トップスター、珠城りょう(たまきち)の相手役だ。
彼女も歌を得意としているわけではない(と思う)が、
長身で体格もよく、ダイナミックで嫌いではない。
今の宝塚だったら、たま&ちゃぴかなあ…という感じ。
私が宝塚史上最高の「エリザベート」だと思うのは、2002年花組公演(*^^)v
トップスター、春野寿美礼さんの圧倒的な歌唱力。
以後、いろいろな組の舞台、DVDを見ているが、やっぱり春野さんサイコー(^.^)
2002年の花組公演「エリザベート」はすべてのキャストがよかった。
他の組の公演を見ても、2002年花組公演を教科書のように思っている私は、
「なんか、少し違うよな~」なんて思ってた…(^^;
春野さんは退団後、東宝エリザベートで「エリザ」を演じてたけど、
上手いんだけど、私はやっぱり「トート」やってほしい…(>_<)
私が考えるエリザベート配役
トート:春野寿美礼
圧倒的な歌唱力、妖艶な雰囲気でトートそのもの!!
ただ、他の役を演じても、トートに見えることも…(^^;
98年宙組公演のずんこ(姿月あさと)さんがいいという人もいるけど、
ずんこさん好きだけど、やっぱり春野さんだな(^^♪
エリザベート:大鳥れい
初演を演じた花總まりさんがいいという人が多いけど、私は大鳥れいさんがいい。
花總さんは確かに、きれいだし、存在がエリザって感じだけど、
私は大鳥れいさんのエリザが好きだな。
フランツ:樹里咲穂/安蘭けい
98年宙組公演のたかこ(和央ようか)さんと迷うとこだが、
私は樹里さんのがよかった。
フランツ演じてないけど、元星組トップスターのとうこ(安蘭けい)さんが演じてたらよかったんじゃないかな?とも思う。
ルキーニ:瀬奈じゅん
96年雪組公演の轟悠さんがよかったという人が多いが、
私は断然あさこ(瀬奈じゅん)さん。
独特の言い回しが苦手、と言う人もいるが、私はそれがいい。
ルドルフ:彩吹真央/明日海りお
短い出演時間だけど、印象的なシーンがあって結構おいしい役(←違うか…(^^;))
一番良かったと思うのはゆみこ(彩吹真央)さんかな。
みりお(明日海りお)は当時(2009年月組公演)はかわいかった。
ゾフィ:夏美よう
出雲綾さんも良かったけど、ゾフィでと考えると、
夏美さんのが男役だけあって、迫力がある。
でも、出雲綾さんの歌唱力は半端ない。
エトワール:遠野あすか
エリザやってほしい気もするが、あすかのエトワールはすごいよかった(^.^)
そしてヴィンディッシュ嬢もよかった。
この人は本当に歌が上手い。
よくよく見てみると、これって2002年花組公演のキャストだ~(゚д゚)!
裁判官も死刑囚の母もみんなすべてよかった。
やっぱり、2002年花組公演だよ~(^^)/
でもこの公演、友の会やら先行予約やらカード会社やら、貸切公演など
すべて応募したのに、全部落選したんだよな~(>_<)
その後、メルボルンに行ってしまったので、舞台を見ることはできなかったけど、
3か月後、帰国したら家にDVDがあって、家族は私がいない間、1日2回公演(DVDね)してたとか(^^;
私もその後しばらく、1日2回(DVD)公演していたため、
あまりに見すぎて舞台を見た気になっていたほど ^^) ~~
こんな記事書いてたら、見たくなってきた。
今から見よっと(^_-)-☆
宝塚歌劇団は相変わらず超人気なんですね。tabisurueiyoushiさんは大ファンのようでお詳しいです。ウイーン王宮や上海博物館を訪れておられて凄いですね。私は上海博物館を数度訪れましたが素晴らしかったです(^_-)-☆
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宝塚歌劇団は今は組や演目によって比較的簡単にチケットが取れることもありますが、根強いファンが多く良席をとるのは今でも難しいです。
上海博物館に数度訪れたということは、上海に何度も行かれてるのですね(^^)/
上海がお好きなんですか?
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サラリーマン時代に中国貿易に携わっていた時期があって、その合間に訪れました。
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なるほど~(^^♪
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