女性ホルモン
その1種であるエストロゲン(卵胞ホルモン)。
このエストロゲンは女性が女性らしくあるだけでなく、
血糖値、コレステロールを正常に保ち、
骨からカルシウムが溶けるのを防いだり、
血中ナトリウムの排泄を促す。
閉経後、エストロゲンが減少すると、
血中ナトリウムが高値になることもある。
血中ナトリウムは血中カルシウムとともに尿中に排泄してしまう。
血液中には常に一定のカルシウム濃度が必要であるため、
骨からカルシウムが溶け出してしまう。
骨粗鬆症になりやすいのはそのためだ。
女性が男性より長生きなのは、このエストロゲンのおかげだ。
心筋梗塞や狭心症といった病気も女性には少ない。
一生のうち、たったティースプーン1杯しか分泌されないエストロゲン。
そのエストロゲンの働きははかりしれない。
男性より長生きさせてくれるかもしれないエストロゲンだが、
子宮筋腫など婦人科系の病気と関連があると考えられている。
ただ、はっきりとした原因は定かではないらしい。
入院中にいろいろな本を読んだのだが、1つ気になる記事をみつけた。
アルコールと女性ホルモンの関係だ。
「酒は百薬の長」
「適量の酒であれば、どんな薬よりも効果がある」
出典は漢書の食貨志(しょっかし)。
*漢書…
中国後漢の第3代皇帝、章帝の時に、
班固、班昭らによって編纂された前漢のことを記した歴史書
*食貨志(しょっかし)…
王朝の経済のことを記した書物。
今から約1900年も前に記された言葉だ。
但し適量を守らなければ、「万病の元」になってしまう。
では、適量とは…
厚生労働省によると、アルコール量にして1日20g。
350mlのビール、アルコール度数が5%であれば、
350 × 0.05 =アルコール量17.5gになる。
缶ビール1本程度に…といわれる所以である。
ちなみに、
日本酒1合(180ml)アルコール度数15%とすると、
180ml × 0.15 =アルコール量27g。←少し多い。
ワイン1杯(120ml)アルコール度数14%程度とすると、
120ml × 0.14 = アルコール量16.8g。
この適量のアルコールが、
女性ホルモンの分解を防ぐことができる、とあったのだ。
女性ホルモンは肝臓で分解されている。
しかし、アルコールが体内に入っている場合、
アルコールの中間代謝物であるアセトアルデヒドを先に分解するので、
女性ホルモンの分解は後回しになる。
つまり、適量のアルコールを摂取することによって、
女性ホルモンの分解を避けることができるというのだ。
この記事を読んで思った。
大量のアルコールを摂取している場合、
女性ホルモンが分解されないということにならないか?
私がここ2~3年飲んでいたお酒は、毎日ワイン1本程度。
750ml × 0.14 = アルコール量105g!!
厚生労働省の指標の5倍にあたる。
やはり飲みすぎだったようだ(←今ごろ…(-_-;)
「酒は百薬の長、されど万病の元」
肝に銘じよう ^^)
こんにちは!初めて訪問します。すごく興味深い記事でした、シェアーしてくださりありがとうございます。私もこれから毎日ワインをグラスに一杯ほど飲んでみようかなと思います。
いいねいいね
Blueberry Blue Moonさん(^^♪
ブログ見てくださりありがとうございます(^^)/
お酒が飲めない体質の人じゃない限り、少量の酒は体に害になるようなことはないそうです。
これからもよろしくお願いします。
いいねいいね: 1人