卵巣嚢腫と子宮筋腫4~入院

漿液性卵巣嚢腫を腹腔鏡での摘出手術。
腹腔鏡だから、入院期間は5日。
1日目入院、2日目手術、5日目に退院。

まず、入院までにしておくこと。
それは口腔ケア。

全身麻酔は口から麻酔薬や酸素を入れるため、
口の中を清潔にしておかないと、術後に肺炎になる可能性があるという。
そのため、手術前に口腔ケア(歯垢、歯石の除去など)をする。
口腔ケアをすることによって、術後の回復も変わってくるという。

また、口の中に酸素の管を入れるため、
歯にあたったりすると、歯が欠けたりするので、
ぐらついている歯や、欠けている歯があると処置しておく必要がある。

術前1か月検診で大学病院での口腔外科で歯のぐらつきを検査した後、
手術5日前に地元の歯科医で口腔ケアをした。

なんとか手術を避けられないか、
手術の日が来なければいいのにって思ってたけど、
時間を止めることはできず、入院の日が来てしまった。

1日目、13時入院。
他人に気を使いたくないので個室を希望した。
部屋に案内されると、さっそくアロマをたいた。
ラベンダーとペパーミント。
少しでもリラックスできるように。

主治医の先生のほか、看護師さん、食事を運んでくる方たちみんなが、
「この部屋に入ると、すごくいい匂いがする。」と言ってくれた。
ただ、父親にだけは「変なにおい…。」って言われたけど…。

初日は、主治医の説明、診察、麻酔科医の説明、口腔外科の診察。

主治医に病気の説明をされた後、術式の説明。
卵巣の中にさらさらとした水がたまる漿液性卵巣嚢腫。

イメージとしては、卵巣がミカンの皮だとしたら、
嚢腫はみかんの実だという。
摘出するのは、みかんの実の部分。

おへそに5㎜程度、下腹部に横3㎝程度切り、
おへその5㎜の穴から炭酸ガス(二酸化炭素)を入れ、
お腹を膨らませモニターで見やすくし、
11㎝の嚢腫の液体を抜き、中身をなくしてから、3㎝の切り口から取り出す。

医師は、「嚢腫のみ摘出する手術は、卵巣、卵管ごと摘出する手術より難しいです。
しかし、卵巣の機能は正常だから、嚢腫のみを摘出する手術を行います。」と言う。
正常な臓器を取り出すのには抵抗があったので、これはすんなり同意できた。

しかし、手術の同意書とは最悪のケースを想定してるものが多く、
かなり恐ろしい文章もある。
それを全部説明して、サインを…って、
サインしないと、手術してもらえないから、するしかないのだけど、
あの説明は患者を不安にさせる…。

起こりうる可能性のある症状を説明しなきゃいけないのは分かるけど、
万が一のケースなんで…って言われても、
ただでさえ怖いのに、無駄に怖がらせるような気がしてならない…。

その後、診察。
もし、少しでも小さくなってたら‥‥
5㎝だったら手術しなくてもいいかも…
そう思ってたけど、
「嚢腫の大きさ10㎝くらいですね~。筋腫も、大きいですねえ~。」

やっぱりだめか…。
漢方薬を飲み始めてまだ1か月…。
そんなんで小さくなったら逆に怖いか…。

でも、11㎝くらいって言ってたのに、
10㎝くらいって言ってるから、少しは小さくなったのか??
筋腫も大きいので7㎝くらいって言われたから、小さくなったのか??
でも、術前診察はMRIじゃなくて、内視鏡で見てるだけだから、概算…。
一喜一憂はやめよう…

次に口腔外科での診察。
「何か気になることはありますか?」と聞かれ、
「2~3日前から、左上の歯茎が痛いです。」と言うと、
歯茎を押したり、歯医者さんが使う、小さい鏡で歯をたたいたりしてみる。
歯には異常はなく、歯茎のうっ血。
「食いしばりの癖があるんですけど…、最近痛くて…。」
「それですね…。」

仕事が忙しかったりすると、寝てる間にかなり食いしばるようで、
朝起きると顎が猛烈に痛い。
最近はそうでもなかったが、2~3日前から急に痛くなったのだ。

見かけによらずストレスに弱いタイプで、
手術がストレスなのは明らかだった。

毎日、快腸なのに、2~3日前から調子が悪いのも感じていた。
本当に、気滞なんだな、と実感する…。

最後に麻酔科医の説明。
麻酔科医の仕事は、ただ薬で眠らせるだけでなく、
手術による疼痛を除き、血圧、脈拍、呼吸といった全身状態を管理し、
安全に手術を受けられる状態にすることだという。

手術室では、血圧計、心電図のモニターをつけ、
点滴を確保した後に、麻酔薬で眠る。

その後、口、または鼻から気管に届く気管チューブ(プラスティック)を入れる。
全身麻酔中は自分で呼吸できないため、気管チューブを通して、
酸素を肺へ人工的に送り込みながらの手術になるという。

また、眠った後、鼻から胃に細いチューブを入れたり、尿管を入れる。
術後、覚醒してから病室へ戻る。

術後に、気持ち悪くなったり、嘔吐などの症状がでる場合や、
5万人に1人という確率で麻酔薬の反応で高熱がでる場合もあるという…。

全身麻酔はやはり怖い。
自分の感覚としては、眠ってしまった後のことは分からないと思うが、
果たして、術後目覚めるだろうか…
などという、不安はある。
しかし、これもオペと同じで、サインしないと始まらない‥‥。

口腔外科の診察と、医師の説明で今日は終わり。
時間はそんなにかからなかったが、待ち時間がすごく長かった…。
そのため、すべての説明などが終わった時は、すでに夕方6時。
夕食の時間になっていた。
長い1日が始まる…。

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